3月10日(日)
今日の活動は、森林公園の探検です。
集合は、バードピア浜北
みんな集まるまで、ひと遊び。

早くもフルパワーのスカウトたち!
みんなとっても元気です。
セレモニーの後、
施設内をぐるりと回り、森に住んでいる生き物などの下調べをしました。
みんなが森で会いたいものはなあに?
展示物や自然情報マップを見ながら、それぞれ自分が会いたい、見てみたいものをメモしました。
会えるといいねぇ~(^o^)
下調べを終えると、集合して、出発にあたっての注意を聞きました。
・森での行動について
・森の地形について
・気をつけなければいけない場所や動植物について
みんなで確認してから出発しました。
さあ出発!!
目や耳、鼻、手や足、身体中使って、いいものいっぱい見つけよう!
思いもかけないものに会えるかもしれないね!
会えるといいね!
最初に目指すのは、小鳥の丘です。
出発してすぐに、ハプニングが。。
200人もの団体が後ろから迫ってきて、びっくり!
スカウトたち、しばし立ち往生・・・。
でも、通り過ぎる人たちから、
「ボーイスカウト?ビーバー? がんばってね!」などと声援をいただき、
スカウトたちも、ノリノリで通り過ぎる人たちとハイタッチしたり、なんだか面白がっているようでした。
待つこと10分。
さあ再びスタートです。
山に咲く花や、変わった形をした草や樹木を観察しつつ、
山あり谷ありの地形に足元も十分注意して進みました。
小鳥の丘に着くと、少し休憩してから、
双眼鏡を出して、使い方を教えてもらいました。
目標物を決めて、それぞれすっきり見えるようになったら、
遠くの看板、木の上の方の面白い形の枝や、小鳥を探したり、
思い思いに観察していきました。
遠くを見る双眼鏡なのに、なぜかどんどん目標物に近づいて行ってしまうスカウトたち。
気持ちはわかるけどね(^-^);
観察を終えると、出発準備をして、つぎは、水辺の広場を目指します。
小鳥の丘には、野鳥がたくさん集まってきます。
途中、みな静かに立ち止まって目をつぶり、耳を澄ませて鳥の鳴き声を聴きました。
どれだけの鳥がいるのでしょう、いくつもの鳴き声が聴けました。
鳥の声の他に、風が過ぎる音や、木のきしみ、葉のすれ合う音・・・。
森の中は、やさしい音、力強い音、いろいろな音であふれています。
森のくねくね道を進むと、シナマンサクやツバキ、梅など、
きれいな花にも出会いました。
そして、2つ目の目的地到着。
水辺の広場で、昼食になりました。
手を洗って、準備ができたら、お当番さんの発声でみんなであいさつ。「いただきます!」
早く食べ終わっても、みんなが終わるまで、お話しをしたり、絵を描いたりして待ちました。
スケッチブックをつなげて絵を描こう!なんて言って、仲良く時間を過ごしたり、しりとりをしたり、
おむすびの具の梅干しについて話が盛り上がったり、、スカウトたち、本当に仲良くなりました。
全員食べ終わったところで、みんなそろって「ごちそうさま」のあいさつ。
次の目的地は、西の谷奥池。
双眼鏡を使って、今度は池の鯉や水鳥の観察をします。
池の入り口にある野鳥案内の掲示板で、池にいる鳥の姿や名前を確認して、
観察ポイントへ。
双眼鏡も上手に使えるようになり、マガモやコガモなど、にぎやかに!観察しました。
水に潜る姿や、水面での羽ばたきや飛来し着水する姿など、いろいろな姿を見ることができて、
スカウトたち、とても楽しそうでした。
あんまりにぎやかなので、水鳥たちは次第に遠のいていってしまいましたが、、。
対岸へ移動すると、
高い木々の合い間をたくさんの野鳥たちが飛び交っていました。
保護者の方たちも一緒に、みんなで野鳥観察を楽しむことができました。
出発前に、また静かに目を閉じて、耳を澄ませて音探しをしました。
森の中で目を閉じて静かにしてみると、自然の音やにおい、生きているものがいる感じがしたり、自分も森と一緒になった気がしました。
さて、いよいよ「森のたんけん」も終わりに近づいてきました。
最後の目的地は、うぐいす谷親水広場です。
親水広場の木道を進むと、
池の中に、小さなオタマジャクがいっぱい!
ニホンアカガエルのオタマジャクシです。
みんなで観察してから、木道をさらに進むと、白いツバキの花が咲いていました。
親水広場を過ぎると、出発地点「バードピア」を目指します。
最後の急な階段がちょっと大変でしたが、最後は歌まで出てきて、
みな無事探検を終えて帰ってくることができました。
そして、「森のたんけん」の感想は?
「たのしかった」「たくさんあるいてつかれた」
「たんけんができてよかった」「みずどりのおしりがおもしろかった」・・・・
いろんな感想がありましたが、みなとても楽しそうでした。
木の葉章小枝章の授与があり、
エール交換。
次の活動をみんなで確認して、セレモニーの後解散になりました。
階段を上ったり下りたり、幅の狭い橋を渡り、くねくねした道を進んだり、
木の根っこに気をつけながら進んだり・・・
生き物の気配を感じたり・・・
自然とのふれあいが、いっぱい詰まった隊集会でした。