3月25日 『ぼくらのグレートトラバース』 カブ隊 隊集会
今日はここ、「浜松市防潮堤資料室」の見学からスタートです。

太平洋に面した浜松市。南海トラフ地震の被害想定が出されています。
過日地区大会でも津波被害を想定した避難訓練が実施されたように備えが必要です。
今日は静岡県浜松土木事務所の方々に防潮堤などについていろいろとご説明をいただきました。
事務所職員さんの話に真剣に耳を傾け、沢山質問するスカウト達。

「中田島砂丘」をはじめ、沢山の自然を含んだ海沿に面したこの防潮堤。
自然と調和し予算にも配慮したCSG(Cemented Sand and Gravel)工法を用いているそうです。
残土とコンクリートを混ぜたCSGのまわりを盛り土し、クロマツ等の植林をすることによって防災林機能を再現します。
さあ、基礎情報を勉強したみんなは防潮堤へ移動。工事の現場を見学させてもらいます。
防潮堤の長さ 17.5km(浜名湖今切口~天竜川)
防潮堤の高さ 標高13m
地震発生時の浜松駅への津波到達予想 約15分

CSGを使用した部分は叩いてみると音が違います。

先日ボランティアの皆さんなどに植えられた木々。

職員の皆さんありがとうございました!
さて、少し移動してスカウトはナイトハイクへ出発!

今回は浜松市総合水泳場「トビオ」から「五島協働センター」まで約10㎞歩きます。
『春の大三角形』のクイズに応え、元気に出発!!
お天気が持ちますように。
はじめのポイントは先ほどの「防潮堤資料室」です。

防潮堤の長さ、津波到達予想時間を答えて次のポイントへ。
空から雨が落ち、だんだん暗くなってきました。隊長が準備してくれた光る追跡サインを目印に、仲間同士で歌を歌い、励ましあいながらポイントへ向かいます。
中田島砂丘付近で温かいカップ麵でほっと一息のスカウト達。

今回はボーイ隊の有志が追跡サイン回収のお手伝いをしてくれました。ありがとう!

さあ、地図を携え、五島までポイントを通り歩きます。
雨の中、暗くなり眠気が出るスカウトも。
みんなで励ましあいながら歩き切りました!!

達成感たっぷり。星がなくちょっぴり残念だったけど春休みにいい経験になりましたね。