本日のボーイ隊、隊集会は、太田山で
立ちかまど作りです!
ボーイスカウトのキャンプではなくてはならないものですね。
一般的なキャンプでは、備え付けのかまどや焚き火台などを使いますが、
ボーイスカウトでは、木材とひもでかまどを作っちゃいます!
主な特徴

1.地面に直火ではないので、環境にやさしい。
2.移動が可能なので、風向きによって持ち上げて方向をかえられたり、
3.雨が降ったらフライシートの中などに移動できる。
4.立ったままの姿勢で調理ができる。
今回の隊集会では
丈夫な立ちかまどを作る!
班集会で予習をしてきている…はず…
のスカウトたち。
立ちかまどでスープを作ることはできるのでしょうか。
班ごとに資材を準備して製作スタートです!
まずは、基本となるA型フレームを2組作ります。

上は「はさみしばり」

下の2つは「角しばり」

A型フレームが2組できたら立ててみよう。
同じようにできたかな。

A型フレームをつなぐよ。

A型フレームが立ったらスジカイをいれて丈夫にします。

スジカイ同士は「すじかいしばり」

しっかり縛ります。
まだまだできない下のスカウトは、班長、次長をみて覚えます。

立ちかまどを組み立てる作業と
もうひとつ大事な仕事があります。
それは、
かまどに使うたき木とシダの葉と土を集めることです。

なかなかの力仕事。がんばったね。
仕分けも綺麗にできました。
はやく立ちかまどにのせたいね。

骨組みができたらいよいよ副長チェックです。
丈夫な立ちかまどを作るには、このチェックに合格しなければなりません。
最初にチェックを受けるのは、ウマ班。

グラグラ~
縛りがゆる~い
ぐるぐる縛ればいいわけではないんだね。
次はくま班

バランスがいいね!場所も平らでいいね。
しばりがもうすこし。
しか班は、どうかな。

おっとと!
縛るのってむずかしい。
ヒモも長くでも短くてもダメなんだね。
丁度いいってむずかしい。
「見栄えがいい。きれいな結びはつよい」
なるほど。触らなくても見ためでわかります。すごい!
何度もやって身に付けていくんだね。
どの班も合格はまだですが、休憩~
お昼にしよう。
今日は少し寒いので、あたたかいココアを隊長が配ってくれました。
うれしいね。

さぁいそごう!
2時半までに完成しなければ、火をつけることはできません。
最初に合格したのは、くま班
すのこを並べてヒモで編んでいきます。

ウマ班、しか班も続きます。
両サイドから編んでいきます。

できたら葉をのせて、土をのせて、火床をつくります。

葉をのせたところで、
タイムアップ

ざんねーん

今回はここまで。
次回はキャンプ。立ちかまどができなければ、夕飯もできません、大変!
でもきっと丈夫な立ちかまどが早くつくれるね。
それでは、きれいに片付けましょう。

スープの材料もみんなで分けてお持ち帰りです。
閉会セレモニー
優秀班はくま班。おめでとう

班長を中心に班のみんなが、よくまとまって動いていました。
副長チェックに一番で合格しました。立ちかまどの立ち姿がきれいでしたね。
立ちかまどは、ひとりひとりのスキルも大事
チームワークも大事
材料選び、ヒモの長さ、場所、向き、バランス
もちろん縛り・・・・奥深いですね。
今日一日、立ちかまどと格闘したスカウトたちですが、
歌ったり

たき木拾いでチョイト寄り道したり、
なにやら盛り上がってみたり

格闘とはちょっと違ったみたいです
次回は完成させよう

お疲れさまでした