前日の雨から一転、穏やかな日差しに恵まれた12月23日、浜松30団では毎年恒例となっている「歳末助け合い募金」を行いました。

アクトシティのサンクン広場に集合です。
ボーイ隊は、前日のキャンプからの流れで、野営装備一式を背負っての合流となりました。お疲れ様です!

22日のカブ隊クリスマス会に見学に来てくれたお友達が、今回の募金にも参加してくれました!
大勢の前で自己紹介…うわぁ~、緊張する~。
来てくれてありがとう。今日もよろしくね。

全隊混合で、3つのグループに分かれて、浜松駅前へ移動しました。
「歳末助け合い募金にご協力お願いします!」元気に、通行する人へ声をかけます。

長い間大きな声で呼びかける募金活動は、想像するよりも大変です。特に、年の若いスカウトは、力の調節が難しいので、尚更です。
以前、募金活動が終わった後、泣き出してしまったビーバースカウトがいました。途中で辛くなったけど、最後まで全力で頑張ったんでしょうね。誰かの為に、そこまで一生懸命になれるなんて。その子は、そんな強さと優しさを、持っているんですね。
スカウト活動は、楽しい事ばかりでは、ないかもしれません。けれど、活動を通して、得るものは、必ずあります。

成長して、上の隊へ進んでいくと、仲間との絆が深まっていきます。大変な事も、仲間と一緒に乗り越えて行く。協力し合う事、認め合う事、相手を思いやる事、自分の役割、責任感…。立派な、社会です。
上の隊では、スカウトに任される部分が多い為、上手く行かない事も、多々あると思います。そうした中で、成長していくんですね。

どうでしょう。この、募金活動を終えたスカウト達の、充実した表情。
多くの方にご協力頂きまして、沢山の善意を集めることが出来ました。ありがとうございました。
また、この日は、同じ志を持った仲間、浜松12団のスカウトも、募金活動をしていました。スカウト同士で、自分のお財布を持って、相手の隊へ募金し合う姿が見られました。中には、自分では特に用意してなかったけれど、12団のスカウトが、みんな募金に来てくれるので、悪くって、泣く泣く(笑)班費から募金を捻出した班もあったそうです。そんな風に気を使えるのも、素敵だね♪

集まった募金は、静岡新聞社に寄付させて頂きました。様々な福祉活動に、役立ててくれるそうです。