後半はバケツリレーを行います。
組別対抗バケツリレーはバケツリレーの要領で水を運び、大きなバケツにいち早く水を溜めたチームの勝利です。

作戦会議中。勝ちたいね!!

保護者のみなさんも大活躍!!真剣勝負です。負けないぞ〜!!

大きなバケツに運ばれてきた水をこぼさないように入れるスカウト、空のバケツを持って水汲みに走るスカウト。素速い動き、丁寧な動き。
各自ができること繋いでがんばりました。軍手を使うスカウトもいれば、使わないスカウトも。みんなよく考えています。
次は傘を持った副長さん達が登場しました。みんなの目は釘付けです。

何だろう?
火の絵!!水彩絵の具で火の絵が描かれています。

これを火に見立ててバケツリレーで消火活動というゲームです。
なるほど!!水をかけると絵の具が落ちて火が消えるという仕組み。面白いなあ!
リーダーさんが傘を持って座ってくれています。
これはリーダーさんがずぶ濡れになる可能性が、、見守る保護者はヒヤヒヤドキドキ。
スカウトたち明らかにキラキラワクワクした表情。
よーいドン!!
助走をつけて振りかぶって〜

バシャーん

3人の副長さん達がビショビショになればなるほど、だんだんと傘に描かれた火の絵が消えていきます。

体を張ってくださり、一緒に大笑いしてもらい、本当にありがとうございました。
こんなに楽しく必死なバケツリレーは、いまだかつて見たことがありませんでした。
役に立つスキルを楽しく学んでいます。
終わりのセレモニーは制服に身を包み、心も整えて1日をしめくくります。

あれ??

大変!!旗の上の大事なシンボルがありません!!怪盗ユウのイタズラかな?
年間を通じて怪盗ユウからの難題に取り組み、謎解きをしてきた30団カブ隊。
8月の集会で無事にシンボルを取り戻せるのでしょうか?
「メ◯カリにあるんじゃない?」と面白いことを言うスカウトたち。
ジョークなのか、現代っ子の感覚なのか、どちらにしても面白いので一応検索してみましたが、ありませんでしたよ(笑)
写真撮影とブログ担当として隊集会に参加させて頂いているうちに気がついたのは、その日の活動プログラムが複数ある場合が多いということです。
最後のリーダーさんからの講評を聞いて合点がいきました。
その日のうちに活動内容が切り替わることにより、気持ちが切り替えられたり、得意を活かして組の中での役割も変わるので協力しあうチャンスも生まれます。
経験してみて初めて、自分では知らなかった自分の能力に出会うこともあります。
工作が得意な子、体を動かすことが得意な子、競争が得意な子、太田山が得意な子や苦手な子、いろいろな子がいます。
モチベーションの高さも様々です。
リーダーさんたちは繰り返し言ってくれます。
「それはそういうもの。いろいろな子がいる。それだけ」
自分の子供には「こうあって欲しい」と無意識のうちに望んでしまうのが親心。
ありのままでいいと思えない時も多々あるけれど、30団のスカウト仲間に対してありのままが可愛いと思える不思議。
「少し離れて我が子を見てみてください。」「高い能力を持っています」という副長の声が思い出されます。
いつ子供のやる気スイッチが入るかはわかりませんが「果報は寝て待て」の気持ちでいれば良いそうです。
正解の無い子育ては不安も悩みもつきものです。
毎月見てくれている皆さんから「大丈夫」と言ってもらえたような、ホッとしたあたたかい気持ちになりました。
「学校とも地域とも違う居場所のボーイスカウトに、息抜きに来てください。」と言ってもらえ安心しました。
スカウト達を保護者として見守り続けていくと、ボーイスカウト活動の効果やリーダーさんたちの意図や言葉の意味が、だんだんと分かるようになってくるのが不思議です。

来月もこの美しい太田山で楽しい1日が過ごせますように。
不安もある毎日ですが、希望を持って元気にお過ごしくださいね。