太田山にてボーイスカウト浜松第30団発足20周年の記念式典を執り行いました。
暦の上では夏になり草木が潤いを帯び始めた太田山は雨予報。
天気に合わせて安全に楽しく活動を行いました。
まずは大切な20周年記念式典のセレモニーを、谷間の広場まで移動して行いました。
谷間の広場は大きな木々に囲まれた人工の音がほとんどしない場所です。季節によってその姿は美しく変化します。
皆、制服制帽を整え、国旗儀礼を行い連盟歌を歌いました。
育成会長の言葉を賜り、団委員長のお話もしっかり聴くことができました。
厳かな式典の後はアイスブレイク。楽しいゲームで皆の緊張が解け笑顔になりました。
続いてはホールに移動してのプログラムです。
伝説のリーダーさんやナンシーとキャサリンについてのお話、
様々な伝説が明らかになっていきます。
30団発足当時から知っている方々は懐かしく、
入団しての年月が浅い方々は知っている人たちの昔を知ることができ、
誰にとっても楽しく、20年を振り返ることができました。
お昼休憩を挟んで、次はゲームで親睦を深めます。
まずは大人もスカウトも一緒に「猛獣狩り」で遊びました。
リーダーの発した言葉数と同じ人数を集めるゲーム。
リーダーさんが率先して声をあげてくれ、それに呼応するみんな。
長年の付き合いが成せる見事なチームワーク！！
20周年の振り返りでお顔と名前が少しずつ一致し始めており、このゲームでさらに距離が縮まりました。
その後はベンチャースカウト主催で、スカウトのみのゲームを行いました。
2月にBP祭で一度会っている皆。全てのスカウトが混ざってすぐに打ち解けてる様子。
BP祭の様子はこちら→
2023年BP祭の記事
※稲野団委員長のインタビューが令和5年4月発行の「たちばな171号」のP5に掲載されています※
ボーイ隊のスカウトたちがカブ隊やビーバー隊を優しく導いている姿が素敵でした。
カブ隊のスカウトもビーバー隊を思いやり、優しさが循環しているように見えました。
大好きなしっぽ取りゲームが室内用に工夫されており、とても楽しそうです。
その間、カブ隊の保護者さんとリーダーさんを中心に縁日の準備が着々と始められていました。
縁日運営の経験者はわずかだったと思います。雨も降り始め、緊張もあったと思います。
「失敗は怖くない」と体現してくれるカブ隊T副長と隊長の計画のもと、みなさん、和やかに縁日を営んでくださいました。
※令和5年4月発行の「たちばな第171号」9Pをご覧ください。T副長のインタビューが載っています※
縁日はスカウトたちも工夫して参加します。
ビーバー隊はお買い物の決まりを守って親子で行動、カブ隊はおさないものに優しく組で行動、
ボーイ隊はゲームコーナーを運営しつつ交代で縁日に参加。
スカウトスキルや工夫を凝らした楽しいゲームコーナー。
みんな夢中になって何度も遊びました。
それぞれの課題と役割を果たしつつ、縁日を楽しみました。
お腹も心も満たされましたね。
もっと混沌とした状態になるのではないかと心配しましたが、杞憂に終わりました。
みんなで笑顔で食事ができるようになり、本当に嬉しいですね。
宴もたけなわ、夕方が近づいてきました。
クライマックスはベンチャー隊主催による営火です。
雨が強くなってきたため、ホールでのキャンドルセレモニーとなりました。
真っ暗な中、皆で静かに始まりを待ちました。
カブ以上のスカウトの組長や班長が、団委員長からキャンドルに火を貰い受け点火しました。
厳かなキャンドルセレモニーの後は、火を囲んで各隊で出し物をしました。
見るだけではなく、皆で参加する出し物で大いに盛り上がりました。
スカウトゲームや営火の企画を、高校生であるベンチャー隊のみなさんが担当してくれました。
朝から参加してくれたスカウト、早退や途中参加のスカウト、当日までの企画に参加してくれたスカウト、
参加を検討してくれたスカウト、皆がそれぞれの生活がある中で自分ができることを行なってくれました。
ローバー隊の先輩がそっと影から支援している姿も印象的でした。
歳下のスカウトはベンチャースカウトに憧れの眼差しを向け、大人もベンチャースカウトの姿勢から多くを学びました。
最後に火を囲んで、団委員長からのお話を聴きました。
楽しかった今日一日の最後に、
団の20年間と今後について、一人一人が静かな気持ちで考えることができる貴重なお話でした。
閉会セレモニーで締めくくりました。
30団の規約&細則の編集後記にこう綴られています。（一分抜粋）
このすばらしい活動を持続させるのに、特効薬はありません。
地味で息の長い努力だけが実を結びます。
地域のチカラとしてより多くの皆さんの理解、協力で実践していきたいと思っています。
そして我々の仕事は
多くの自分の時間や行動を懸けるに値する
ものだということを共有できるようにしたいものです。
お足元が悪い中ご参加くださったご来賓の皆様、参加者の皆様、ご自宅から心を寄せてくださっている皆様に
感謝申し上げます。
２０周年記念式典で関わった皆様、現役の皆様、卒団された皆様で作り上げ、続けているこの活動は
皆の思いがつながって、現在があるのだと実感した一日でした。
これからも続けていけるよう弥栄三唱で幕を閉じました。
Special thanks！！
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