ボーイスカウト浜松第30団　〜みんなおいでよボーイスカウト！〜

朝にかけての雨で開催が危ぶまれましたが天気は回復し、浜松東地区大会が開催されました。

水はけの良い場所を選び、グラウンドを大切に使うよう心がけて会場を設営する皆さんの適応力に脱帽です。
ボーイスカウト活動は何があっても、その時にできることを協力して行います。
かといって無謀なことを行うわけではなく、様々な経験を積んでいる人たちが集まっているため、
皆が集まればなんとかなるという安心感があるのが不思議です。

天候がみるみる回復し、風が出て地面が乾いてきました。まずは厳かに大会セレモニーを行います。

ボーイスカウト活動は基本的にボランティア活動ですので、皆さんのご協力があってこその活動です。
スカウトたちを地域の皆で育て、一人前の大人になれるよう支援していきます。
地区大会に参加すると、団は違えど志を同じくしてボーイスカウト活動に関わる仲間と同じ時間を過ごせ、
自分の子どもや団のスカウトもちろんのこと、他団のスカウトの頑張りにも喜びを感じます。
スカウトたちもセレモニーを経験することにより、メリハリを持った所作が身についていきますね。



休憩をはさんで午後からは、地域の皆さんと一緒にワクワク自然体験あそびに参加します。
大まかな流れは
ビーバー隊（年長児から2年生）とカブ隊（2年生から5年生）、体験に来てくれたお友達と保護者さんは、
組を作って順番にポイントラリーの会場を回っていきます。
ボーイ隊（小学校5年生から中学生）と、ベンチャー隊（高校生）は、ポイントラリーの会場で、ゲームを運営してくれます。

ボーイスカウトの遊びは、
スカウトたちの想像力をかきたて、想像する力を育てるストーリー性のある活動を大切にしています。

30団のローバー隊隊長でもあり、地区コミッショナーでもあるN隊長の迫真の海賊女王の演技は、そういう思いを大切にし自ら体現してくれていました。
スカウトたちの反応を見ると、想いがしっかり伝わっているのが明らかですね。運営側のスカウトや委員のモチベーションも上がります。

30団のブースからポイントラリーを始めます。

記憶力を使うゲーム

小さな子でも楽しめるゲーム

お手製のメガネで視覚を狭め、音や感覚を頼りに進むゲーム

どれもよく考えられています。
ゲームにチャレンジしているスカウトや体験のお友達も、ちょっと怖い時は手をつないだり、
組長さんがまず最初にチャレンジしてくれたりと、子どもたちなりに考えて取り組む様子が見られました。

30団のブースを遊び尽くし、次からは他団のブースやベンチャー隊のブースをまわっていきます。


どちらの団も素晴らしく個性豊かで、公園の地形や植物を上手く生かして、参加者の皆はとっても楽しんでいました。
語り尽くせない楽しさで溢れていました。

ベンチャー隊のブースでは、トイレに行っている間にゲームが終わってしまい涙がこぼれてしまった子に対して、
もう一度ゲームをやらせてくれる対応をしてくれました。
さすが、ベンチャーさんたち。


影法師がのびはじめたころ全てのゲームが終了し、宝箱のありかを示す暗号が解読できました。

当然ですが、宝箱を開けるところを見てみたいので、皆がソワソワして密集しがちになります
自分が自分が！になるのは自然に生まれてくる気持ち。

でも、争いになりそう。こういう時に仲良くするにはどうしたらいいのかな？
その答えの1つを知っている人たちが声をかけ合います。
「小さい子や、体験の子からにしよう」

ボーイ隊の大きいお兄さんがそっとサポートに入り、後ろの子にも見えるように景品を掲げてくれていました。

焦る場面でも「焦らなくてもだいじょうぶ。」という経験をしていることが、優しさに繋がっていますね。
身体を動かす体験と共に、自然に湧き上がる様々な感情も経験することができるのは、
年単位で成長の過程を共にしていけるボーイスカウト活動ならではの醍醐味かと思います。





本日は浜松東地区の8個団の皆様、地域の皆様のおかげで無事に楽しく1日を終えることができました。
心より感謝申し上げます。




ボーイスカウト浜松第30団ではいつでも仲間を募集しています。
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電話　　090-2136-3030

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